
桜井美礼さん(47才)
雨の日が続きそれだけでも憂うつなのに、湿気で髪がうねる、広がる、ぺちゃんこになってスタイルが決まらず朝から気分がイマイチな人も多いのでは。そんなときは、忙しい朝でもパパッとできて崩れにくいまとめ髪で、嫌な気分を吹き飛ばしませんか。
桜井美礼さん(47才)
膨張しやすい髪はひとつに束ねておだんごにするのが正解。ひとつに結んでから三つ編みにしてまとめることで崩れにくくなります。
また、多少うねりがあってもそれを生かせば、ふんわり感のある今っぽいこなれ感のあるまとめ髪に。低めのシニョンはきちんとしたシーンにもぴったりです。
1.手ぐしで髪をひとつにまとめ、えり足で結ぶ。ヘアワックスやヘアオイルを少量なじませてパサつきをおさえると膨らみにくくなる。
2.毛先まで三つ編みにして結ぶ。後頭部から髪を少しずつ引き出して立体感を出す。
3.1で結んだゴムを軸にして毛束を巻きつけ、毛先を内側に入れてピンで留める。反対側からもピンをさして固定すれば完成。顔まわりのおくれ毛は、中間からアイロンを入れてゆる巻きにする。
【スワイプ&ドラックで360°View】スマートフォンやタブレットでご覧の方は“スワイプ”、PCでご覧の方は“ドラッグ”することで閲覧できます
松下佳代さん(40才)
広がる上に分け目や生え際の白髪が気になるという人には、髪を上下に分けて結ぶまとめ髪がおすすめです。
耳下で髪を分けて2段に結ぶことで崩れにくくなるだけでなく、適度なボリュームも出せるので華やかさもキープ。分け目を曖昧にしているので、内側の白髪を封じ込めることができ目立ちにくくなります。
1.アイロンで毛先のみ巻いておくと仕上がりがきれいになる。ヘアバームやヘアオイルを少量なじませたら、耳下で髪を分けてハーフアップにする。分け目が見えないよう髪をたるませて結ぶのがポイント。
2.耳下の髪を半分に分け、ひとつに結んだ毛束の上に持ってきて結ぶ。
3.結び目の上から毛束を通し、くるりんぱにする。
4.くるりんぱにした毛束を左右に引っ張りキュッと結び目を引き締める。崩れにくくなるだけでなく、自然なふくらみが出て華やかになる。
アレンジでカバーをしても飛び出てしまう白髪がある場合は、ヘアマスカラを活用するのがおすすめ。白髪をさっと隠せてシャンプーで洗い流せます。
【スワイプ&ドラックで360°View】スマートフォンやタブレットでご覧の方は“スワイプ”、PCでご覧の方は“ドラッグ”することで閲覧できます
永末まゆさん(38才)
湿気でへたりがちな髪は、毛束をねじってからくるりんぱにする「ねじりんぱ」で立体感をプラス。サイドに髪を寄せてふんわりとしたボリューム感を印象づけるのもポイントです。
まとめる前にドライヤーでトップの根元を起こしておくのもひとつの手。油分が多いスタイリング剤は重さで髪がペタンとしてしまうので、スプレーワックスなど軽いものを使って。
1.左は耳のラインで、右はこめかみから斜めに髪を分け取り左寄せにしてひとつに結ぶ。えり足から浮かないように結ぶのがコツ。
2.残しておいた左耳前の髪と右サイドの髪をそれぞれ内側にねじる。
3.ねじった毛束を1で結んだ毛束の上で結ぶ。
4.3で結んだ毛束をくるりんぱにする。左右に毛束を引っ張って結び目を引き締めたら、ねじれた部分から少しずつ髪をつまみ出してラフに崩す。ひとつに結んだ髪も毛束をさくように散らせば、ふんわり感がアップ。
【スワイプ&ドラックで360°View】スマートフォンやタブレットでご覧の方は“スワイプ”、PCでご覧の方は“ドラッグ”することで閲覧できます
毎朝、がんばってブローをしても、梅雨の季節は午後になるとふくらみやうねりが出て残念ヘアになりがちです。
ブローをする時間より短い時間でできる、崩れにくいまとめ髪をつくれば、1日快適に過ごせます。マスターして梅雨を乗り切りましょう。マンネリ化しないよう、ヘアアクセを取り入れるのもいいですね。
ヘアスタイル提案
本木亜美さん(GARDEN Tokyo)
トップスタイリスト。30代美容師として、同世代に向けた抜け感のあるヘアやアレンジが得意。また、自身もクセ毛であるため、クセ悩みにも親身になってこたえてくれる。
お役立ちアイテム