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白髪に悩む女たちの本音! 結局のところ、白髪染めってどのタイプがいいの?

ちらほら現れた白髪を目にし、そろそろ白髪染めデビューか……とドラッグストアに行くと、どれを選んでいいのか迷うほどずらりと並ぶアイテム。色はもちろんのこと、さまざまなタイプがあり悩んでしまいますよね。

そこで、ヘアカラーメーカーhoyuの研究員・小林 紗也さんに各タイプの特徴や使い方のコツを教えてもらいました。セレクトの参考にしてください。

白髪染めにはどんなタイプがあるの?

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「白髪染め」とひとくくりにしてしまいますが、どんなタイプ(薬剤)があるのでしょうか?

白髪用の製品には、ヘアカラー、ヘアマニキュア、カラートリートメントやカラーリンス、一時着色料などがあります。その中で、一度で白髪をしっかり染めたい人におすすめなのがヘアカラーです。今回は、ヘアカラーについてご説明しますね。

ヘアカラーは、一般的にはクリーム、乳液、泡の3タイプに分かれます。あまり知られていませんが、水に溶かして使う粉末タイプも存在します。40年ほど前は粉末が主流だったんですよ。

形状は異なりますが、どれも一度でしっかりと白髪が染まるようにつくられています。

タイプによって放置時間は違うのでしょうか?

クリームだから長く放置するといったように薬剤によって時間がかかる、早く染まるということはありません。

商品によって放置時間が異なるので、パッケージに記載してある時間を確認しましょう。クリームと乳液には早染めタイプもありますよ。

タイプ別 メリット&デメリット、使い方のコツは?

白髪染めには「クリーム」「乳液」「泡」タイプがあることがわかりました。では、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

クリームタイプ

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粘度が高く、液ダレがしにくいので生え際など部分染めをするのに適しています。また、飛び散りが少ないので服や部屋に色がついてしまう心配もあまりありません。

使い切れなかった場合は保存ができますので、経済的ですね。ただ、粘度が高い分、髪全体にはのばしにくいのが難点でしょうか。

乳液タイプ

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クリームよりもやわらかいため、髪全体にムラなくのばしやすいのが特徴です。のばしやすいからこそ、液ダレが気になる場合もあります。

泡タイプ

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ハケやコームを使わず手だけで髪全体に塗布ができるので、手軽に染めることができます。シャンプーをする要領で髪全体になじませるので、泡の飛び散りが気になるかもしれません。

クリームや泡には2剤を混ぜる手間が省けるワンプッシュタイプもあり、小分けにして使うことができます。開封後でも約半年は保存できるのでお得です。

白髪染めのタイプとメリット&デメリット

タイプ メリット デメリット
クリーム ・液ダレしにくい
・生え際、根元など部分染めしやすい
・小分けにできるので経済的
髪全体に塗布しにくい
乳液 ・根元から毛先まで全体に塗布しやすい
・スピーディに塗れる
液ダレが少し気になる
・道具を使わず手で塗布できる
・塗りにくい後頭部やえり足もムラなく塗れる
飛び散りやすい

それぞれ使い方に違いはありますか? 失敗なく使うコツを教えてください。

まず、共通して守って欲しいのは規定の放置時間です。思ったより暗くなった、明るくなったというのは放置時間が原因かもしれません。きれいに染めるためには、説明書に記載してある時間を守るようにしましょう。

例外として、髪が太い、かたい、パーマがかかりにくい髪質の人は5分ほど長く放置することで染まりがよくなります。

また、部屋の温度によって染まり具合が左右されます。おすすめは室温25℃。季節によって冷暖房器具で調節をしてください。

使い方のコツ

クリームタイプ

付属のハケやブラシに多めにとり、白髪が気になる部分からしっかりと塗ってください。髪表面だけでなく内側までなじませること。

白っぽいクリームの色がわかるくらい厚めに塗るとムラなく染まります。生え際やもみあげ、短い毛が飛び出る箇所は最後に指で抑えるように重ね塗りするのがおすすめです。

乳液タイプ

白髪が気になる部分から塗り、量はケチらずたっぷりと使ってください。髪が透けて見えるのは乳液が足りない証拠です。白っぽく見えるまでたっぷりと塗りましょう。

毛先は液ダレしやすいので、手を添えて受け皿にすると周囲を汚す心配がありません。

泡タイプ

飛び散りが心配で少量しか使わないという人も多いようですが、全体をムラなく染めるにはたっぷりと使うのがポイントです。

洗顔や洗髪と同じようにモコモコとした泡を全体に行きわたらせてください。

私に合う白髪染めはどのタイプ?

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それぞれの特徴や使い方のポイントがわかったところで、本題です。ズバリ、自分に合う白髪染めを選ぶ基準を教えてください。

白髪の量や髪の長さによって選ぶのがいいでしょう。

一部だけ白髪が気になる、初めて白髪染めをする、髪が短い人ならクリームタイプがおすすめです。バラつきがなく全体的に白髪があって髪が長めの人は、のびがいい乳液タイプを。もっと手軽にスピーディに染めたい人や、髪が長い人は手で直接もみ込める泡タイプを選んでみてください。

クリームタイプがおすすめの人

  • 生え際や頭頂部など部分的に白髪が気になる
  • ショート~ボブ

乳液タイプがおすすめの人

  • 全体的に白髪が気になる人
  • ミディアム~セミロング

泡タイプがおすすめの人

  • 全体的に白髪があり、手軽に染めたい
  • セミロング~ロング

使っている人に、ホントのところを聞いてみた!

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白髪染め経験者に、各タイプの使用感について聞いてみました。

クリームタイプ

ココがよかった!

  • 分け目や顔まわりの生え際など狙ったところをしっかり塗れるのがいい。残った薬剤はとっておけるので、お財布にやさしいのも高ポイントです(44歳・女性)
  • ワンプッシュタイプを愛用。1剤と2剤を混ぜる工程がないので便利です。白髪がのびてきた根元だけを塗っているから時間もかかりません。ピタッと密着する感じもいい(40歳・女性)

ココがうまくいかなかった!

  • するっとのびないので、全体を塗るのに時間がかかります。最初に塗ったところと最後では色に差が出てしまったような……(38歳・女性)
  • 小林研究員のワンポイントアドバイス

    まずは白髪の量が多い部分や気になる部分から塗りましょう。そうすれば、白髪がうまく染まらないという失敗が防げます。また、慣れていない人は早染めタイプではなく、通常のタイプを選ぶと塗る時間がかかってもあまり差が出ません。

乳液タイプ

ココがよかった!

  • のびがよく、毛先までするする~と手早く塗れるので簡単です(41歳・女性)
  • コームで髪をとかす感覚で塗れるので楽々。後頭部やえり足にも塗りやすいのがいいですね(44歳・女性)

ココがうまくいかなかった!

  • さらっと塗れる分、きちんと染まるのかが心配で説明書の放置時間より長く置いています。しかし、あまり効果はないよう……。液ダレも気になります(36歳・女性)
  • 小林研究員のワンポイントアドバイス

    放置時間を長くしても染まり方にはあまり差はありません。染まりが悪いと感じていたら、量と塗りはじめの部位を見直してください。まずは白髪が多い場所からスタートし、全体に塗っていきましょう。乳液の量もうっすらではなく、しっかりと色が見えるくらいたっぷりと使ってください。

泡タイプ

ココがよかった!

  • CMで見て簡単そう!と手にとりました。シャンプーをするようにできるので、とっても簡単。ロングヘアでも一気になじませられるのが魅力です(40歳・女性)
  • これなら自分でもできそうかなと、初めての白髪染めは泡でした。髪を分ける必要もなく、手でクシュクシュっとするだけ。楽しくできました(38歳・女性)

ココがうまくいかなかった!

  • 髪にもみ込むのは傷みそうで、そっと優しくもみ込んだら染まりムラができてしまいました。根元もあまり染まっていないような……(37歳・女性)
  • 小林研究員のワンポイントアドバイス

    髪がぬれた状態でこすれるとキューティクルが傷つきやすいのですが、泡のクッションがあることで摩擦を防ぐことができます。ですから、泡立たない状態でもみ込むのはNG。たっぷりと泡をのせ、空気を含ませるようにもみ込めばキューティクルが傷つくのを回避できますし、ムラなく染めることができます。

各タイプの特徴を知ることで、白髪染めを選びやすくなったのではないでしょうか。自宅でも手軽に白髪をカバーし、おしゃれな髪色を楽しんでください。

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回答

小林 紗也さん

ホーユー株式会社 総合研究所
製品開発第一研究室 研究員

今日もお読みいただいて、
ありがとうございます!
LICOLOにひとこと、お願いします!

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